成長中の巨大旅行市場ですが、コロナ禍にて急変しました。
世界のクルーズ業界のこれからの最大のテーマは環境負荷の削減。そしてプラスチックフリーなど、海や自然にかかわる事業として、先進的な率先した取組みが求められます。
<参考>
「State Of The Cruise Industry Report」May 2024
今後は従来型の大規模な周遊クルーズから、洋上ならではのオープンな空気・ゆったりとした雰囲気や、島での過ごし方・関わり方を満喫できるような、新しい提案が求められてくると考えています。
<参考>
「2020年の我が国のクルーズ等の動向」
2019年の日本人の国内宿泊市場は、3億1162万人回(7億405万人泊)。うち、観光・レクリエーション目的は1億7172万人(2億9176万人泊)ありました。2020年~2022年は大幅に減少し、2023年に入り長くて暗いトンネルから抜け出し始めましたが、単純にコロナ以前に戻ることはないでしょう。
今後は「大規模」「集中」「周遊」型の旅行から、「小規模」「分散」「滞在型」の、より個人の価値観や生き方を見つめなおすような観光のあり方が求められてくるでしょう。
<参考>
旅行年報2023(公益財団法人日本交通公社ホームページへ)
https://www.jtb.or.jp/book/annual-report/annual-report-2023/